今回は、アイスランドにワークキャンプに行かれた、つちまるさんからの寄稿をいただけました!つちまるさん、あざまーす!いったいどんな体験をされたのでしょうか?
というわけで、さっそく早速ご紹介!
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こんにちわ。
「オレのインスピレーションがそう言ってる」というブログを運営しています、つちまるといいます。
今回ようへいさんが「海外移住を後押しするための情報を集めている」ということでこちらのブログへ寄稿させていただくことになりました。というわけで、ぼくは今年の2月にアイスランドへ海外ワークキャンプで10日間ほど滞在していたのでその時に直面したことについて書いていきます。
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自己紹介
つい最近、転職のために名古屋から栃木県のど田舎の土地へ移住しました。仕事は来場者に対して森を案内したり、自然体験を提供する仕事に就く予定です。自然が好きなのでブログの内容も自然に関するネタを今後増やしていく予定です。
アイスランドに行ったのも、ボランティアしながら日本では見れないような壮大な自然に触れたいという理由からです。
ワークキャンプの行き先にアイスランドを選んだ理由
ぼくがアイスランドを選んだ理由は3つ
- 日本では見られない壮大な自然に触れあえる
- 一度でいいからヨーロッパに行ってみたかった
- かといってドイツ、イタリア、フランスといったみんなが行きそうなところは避けたかった
という理由です。アイスランドという日本人にとって馴染みの薄い国に行った方が面白いよな、という程度です。きっかけは特にあるわけでもなく、単に滞在できるプログラムの選択肢がドイツかアイスランドの二択だった、というだけです。
アイスランドについて
アイスランド概要
アイスランドはスウェーデンなどの北欧からさらに北西に進んだところにある小さな島国です。北極にものすごい近いので冬とかめちゃくちゃ寒いんじゃないの?ってよく聞かれるのですが、「東京よりは寒い」程度です。
これは実際に行ってみて意外でした。むしろ、冬に限れば札幌の方が寒いんですよね。雪がすごいところではないので寒さにさえ慣れれば住やすいかな、とは思います。
その他アイスランドの概要
- 人口:約32万人(2012年)
- 首都:レイキャビーク
- 通貨:アイスランドクローナ(ISK, 1ISK≒1円)
- 主な観光地:ブルーラグーン(温泉)、ストロックル間欠泉
- 母国語:アイスランド語(英語も全然通じます)
日本ではあまりなじみのない国かもしれませんが、世界幸福度ランキングで常に上位に入る国であることは知ってる方も多いでしょう。ちなみに2017年の順位は3位でした。
参考:http://trump-no-sekai.com/2017/03/21/the-world-happiness-report-2017/
ワークキャンプでやったこと
10日間、首都レイキャビーク郊外から30kmほど離れたところの家に滞在しました。
周囲は家一つないど田舎のところでした。ワークキャンプの内容は
- 敷地内で飼っているニワトリの世話(15分程度)
- グリーンハウスの整備(2時間程度)
- 敷地周辺のゴミ拾い(3時間程度)
- アイスランドの観光(合計4日間くらい)
来てみて拍子抜けしたのですが、ほとんどボランティアみたいなことはせず遊んでいました。そして今回寄稿するにあたって困ったことに、このワークキャンプの期間中でアイスランド人と全くと言っていいほど関わってないんです(+_+)
ワークキャンプの引率者はハンガリー人、施設の管理者はアルメニア人、他参加者も日本、韓国はじめアジアの国々が多数。なので残念ながらアイスランドに10日間も滞在したにもかかわらず文化とか食生活とかは全く説明できません( ;∀;)
ワークキャンプって現地の人と交流しないもんなの??
生活面での説明はできないのですが、観光とかで色んな事に直面はしたので今回は金銭的なことをはじめ、初めてアイスランドに来た人が直面するであろう問題点をピックアップしていきます
行ってみて大変だったこと
1.物価がめちゃくちゃ高い
スウェーデンとかノルウェーといった北欧の国々って物価がめちゃくちゃ高いイメージを持ってる方が多いと思います。アイスランドも例外ではなく物価がビックリするくらい高いです。
一例として
- バナナ1本200円
- スーパーのサンドイッチ一個500円相当
- レストランでパスタ一人前2500円相当
- バスタオル1枚3000円相当
などなど、日本で気軽に買えるはずの物がアイスランドでは2,3倍もします。ぼくは荷物を減らすためにバスタオルを現地で買おうと考えて日本からは持って行かなかったのですが、出先から思わぬ出費でした。
アイスランドへの旅の準備は荷物が多くなってでも日本から持ってこれるものは持って行った方がいいです。
余談ですが、宿代は意外と高くなかったです。ワークキャンプ前後にレイキャビック市内のホテルに泊まったのですが、シングル素泊まり6000円相当でした。日本でもビジネスホテルに泊まればそのくらいはするので宿代は日本と同じくらいかな、ってイメージです。
2.ビックリするくらい外食・惣菜が少ない
レイキャビークを歩き回っていて思ったのが、レストランがかなり少ないんですよね。お腹すいた時にこれは結構困りました。
「じゃあスーパーで惣菜でも買うか」と思っても、種類が物凄い少ない。置いてあるのってせいぜいサンドイッチとパスタくらい。日本みたいにそこら中にすき家があってマクドナルドがあってガストがあって、の感覚で街を歩いていると結構痛い目を見ます。
コンビニみたいな超便利なところも無いですからね。加えて、アイスランドのお店は大半は午後7時には閉店します。日本人がいかに働き過ぎなのか思い知りました。
3.冬場はコロコロ天気が変わる
冬のアイスランドでちょっとめんどくさいのが天気が忙しいくらいコロコロ変わるんです。大抵はどんよりした曇り空なのですが、いきなり雨が降ってきたと思ったら晴れ間が差して、いい天気だなー、とほのぼのしてたらまた雨に打たれて、みたいな感じ。
冬場にアイスランドに行くときは雨具は必須です。ちなみに晴れ間が差すのは本当に少なく、滞在した10日間の間で3日間程度しか晴天は見れなかったですね。しかも1時間くらいしたら曇りに変わるし。
ワークキャンプにかかった費用
領収書はもう廃棄してしまったので覚えている範囲での記述になるのですが、実際に行くのにいくらかかるのか書いていきます。
渡航費
日本からアイスランドへの直通便はありません。なので、ドイツやイギリス、スペイン、フィンランドといったヨーロッパ諸国を経由してアイスランドのケフラビーク国際空港へ行くことになります。
ぼくの場合は
行き:中部空港→成田→ヘルシンキ(フィンランド)→ケフラビーク
帰り:ケフラビーク→フランクフルト(ドイツ)→成田→中部
中部空港からも行けなくはないのですが、ヨーロッパへ行くなら成田へ一度行った方が便が多いので便利です。
2月8日発の2月22日帰国のフライトで往復120,000円近くかかりました。ちなみにこれはかなり安い方で、1か月後の3月に同じルートで行こうものなら安い便でも30万ぐらいに跳ね上がるので行く時期は考えたほうがいいですね。
参加費
ぼくはワークキャンプに行くのにNICEという団体を通して申し込みました。参加に当たってまずNICEに39,000円支払います。そして現地の団体さんに追加で220ユーロ(だいたい25,000円くらい)を追加で支払いました。この220ユーロの内訳は活動期間中の宿泊費と食費ですね。
なので参加費だけで合計64,000円相当ですね。こんなに高額になるというのはここで文字おこしして気づきました( ゚Д゚)
宿泊費
アイスランドへ向かう途中にヘルシンキで1泊6000円(シングル個室)
ワークキャンプ前日にレイキャビークで1泊10000円(間違えてツイン個室を取ってしまったw)
ワークキャンプ終了日にもレイキャビークで1泊4000円(ホステル)
宿泊費計20,000円
その他
パスポート(5年分)の発行に11,000円
手持ちのスーツケースでは入りきらないのででかいスーツケースをレンタル手配して7000円くらい
あとは現地団体から持ってくるように言われていた寝袋もレンタルして5000円くらい
その他ドライヤー・変換プラグもレンタルで済ませて3000円くらい
持ち物の準備だけで合計26,000円でした。
合計
渡航費120,000円+参加費64,000円+荷造り準備26,000円+宿泊費20,000+現地での交際費40,000円相当
=270,000円!!
ワークキャンプの12日間(移動時間込み)でぼくの前職のボーナス分270,000円も掛けていました。
アイスランドの物価以前に海外に行くのはお金がかかることがよくわかりました。
おわりに
というわけで、今回は冬のアイスランドの環境と物価について取り上げました。ぼくは今回ひとりで海外に行くのは初めてだったのですが、日本での当たり前が海外では全然そうでないことを痛感しました。
とりあえずアイスランドは物価が高い、これからアイスランドへ行かれる方はこれを覚えておきましょう。当ブログではこれ以外にもアイスランドについて色々とまとめているのでこれ以外のことで気になった方は遊びに来てください。
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個人的に、ワークキャンプという取り組みを初めて知りました!なるほど、そうやって現地に行ったり、観光ができるプランがあるんですね。あまり現地の方とは交流できなかったのは、やや残念ですね。そのあたりはワークキャンプのプランにもよるのかな(?)
引き続き、海外体験の寄稿に関しては募集しておりますので、お気軽にご連絡いただけると幸いです
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つちまるさんのブログにその他の詳細も掲載されているので、是非ともチェックしてみてください!
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ではではー、エンジョイ!
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