カナダ移住生活

「カナダ移住」約3年住んでわかった、7つのメリットと5つのデメリットまとめ

カナダに通算3年住んでいる、あまちゃん(@Yohey_hey722)です。

 

2013年9月〜2014年6月、スノーボードをするために、カナダのウィスラーへ。

一度、日本に帰国するも、カナダ生活のライフスタイルがとても良かったので、常に後ろ髪を引かれていた。

 

2015年10月〜現在、再びカナダへいくことを決断カナダでの生活を送っています。

 

カナダって魅力的なところなんですよね。

特にぼくの住んでいるウィスラーという地域は、ウィンタースポーツの愛好者にとっては最高です。

 

子供がはじめて、遊園地に行ったぐらい刺激的な感じです。

それぐらいの衝撃が毎日のようにある場所なんですよね。

冗談抜きで。

 

だから、70歳ぐらいのじいちゃん、ばあちゃんでも、バリバリにスノーボードをやっていたりするんですよ。よく、リフトで声もかけられますし。

 

そんな、ぼくが移住して気づいた、7つのメリットと、5つのデメリットについて、一挙大公開。

また、ぼくが具体的に月々のどれぐらいお金を使っているのか書きたいと思います。

カナダ以外の国に、将来的に住みたいと思う方にも参考になると思います。

 

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海外移住のメリット

7つほど挙げていきます。特に、医療費、教育費が無料なのは非常に大きい。

 

1,夏場は日が長い

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朝の5時ぐらいから、夜の10時ぐらいまで明るい。

 

日本では、せいぜい7時ぐらいまでじゃないですか。

日が長いと仕事を終わったあとでも、気軽に出かけやすいし、行動できる時間が長いので、1日がとても有効的に使えます。

 

日が長いと、近くの湖や海でのんびりと出来る時間も長いので非常にのんびりできます。ぼくは、ゴムボートなどで、プカプカと湖で浮いてのんびりしています。

 

そういう時間は普段あまりないので、とても大切だと思います。

カナダに移住すると、のんびりする時間が増えたように思えます。

 

2,自然が豊か

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本当に雄大な景色。ぼくの住んでいる地域はハイキングが気軽にできるので、良い運動にもなる。

 

日本では首都圏や都市部などの地域によって、なかなか自然と触れ合うのは難しいのではないだろうか。また、日本の自然とは、ちょっと違った雰囲気がある。

 

日本は、わびさびや、風情と言った言葉があり、それも魅力です

しかし、そういった魅力とは異なる部分がカナダにはある。

 

ちょっと言葉では表しづらいのですが、この辺りは是非とも一度体験して欲しいです。

カナダ移住すると自然の雄大さをより一層感じられるようになりました。

 

3,カナダの雪山のスケールがすごすぎる。

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こちらは、ぼくのようなウィンタースポーツが好きな人にとってはたまらない部分。

11キロぐらいのロングラン。豊富な新雪。

 

ツリー、パーク、地形、どれをとっても世界最高峰だと思いますよ。

特に、僕の住んでいるウィスラーは、カナダのスノーボード代表チームが練習するぐらい有名なスポット。カナダには世界中から有名なスキー、スノーボーダーが練習にきています。

 

ちなみに、最近の世界大会の成績から

カナダ代表=世界で最も活躍しているライダー

 

っていっても過言ではないです。

 

ご参考までにこんな記事もかいています。

 

www.yohey-hey.com

 

スノーボードに馴染みがない人にとってはわかりづらいかもしれませんが、

全員、国際大会で金メダルとってもおかしくない実力者です。

野球でいうなら、全員イチローって感じぐらい、すごいメンツです。

 

そんな人たちが利用するぐらい、すごい規模の雪山なのです。もちろん、初心者の方に優しいコースも用意されていますよ。

ウィンタースポーツ好きはカナダ移住したら、最高ですよ!

 

4,「カナダ移住」している、多種多用な人種がいる。

ぼくは、カナディアンはもちろん、中国、韓国、日本などのアジア系、お隣のアメリカ、昔はブラジルやイタリアの人とも住んでいました。

 

彼らはぼくから見たら、非常にユニークなので、文化の違いも味わうことができました。日本食をカナディアンの友達と食事していると、お箸は一切使わずに、フォークとナイフのみ。

 

「日本食でナイフ使う場面ありますか?」

って、驚愕でしたね。

 

そもそも、お箸なんか使えないらしいのね。

日本でそんな大人がいたら、

「この人、バカなの?親は何おしえていたのか?」

 

って、批判されちゃうけど、世界ではお箸が使えないのは常識のようです。

そう考える自分自身の常識の概念とかも考えさせられます。

 

別に普通にバスの中で携帯で話しているし、図書館ではリンゴを丸かじりしている人もいます。

「日本の常識は正解の非常識」とは正にこのことですね。

そういった、文化の違いもカナダ移住では日々感じさせられます。

 

5,カナダの人は温和、のんびり屋

なんか、やたら親切なのですよ。ゲレンデでリフトに乗っても奇策に話かけてくれるし、いつも笑顔だし。日本ってなんだか、いつもギスギスしていないですか?

 

少なくとも、日本に住んでいる時は、見ず知らずの人に

「今日の調子はどうよ?」

って言われたこともないです。

 

でも、こっちではそれが当たり前だし、そうやって人々はコミュニケーションを交わしています。

「お・も・て・な・し」

とか言ってるけど日本って、なんであんなに閉鎖的なんだろ?

 

シャイで真面目なのは良いところだけど、もう少し交流があっても良いと思います。

田舎の方だともう少しましなのかな?

 

6,ウィスラーはアクティビティが豊富すぎる!

まぁ、これはカナダというか僕の住んでいるウィスラー地域のお話しですね。

しかし、カナダのその他地域でも、わりと同じ様なことが言えると思います。

移住したらアクティビティ満喫した方が良いですよ!

 

マウンテンバイクorロードバイク

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ゴルフ

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ハイキング

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スケート

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これ以外にも、6月〜10月の日曜日にはファーマーズマーケットという屋台のイベントもあります。

 

トライアスロンの国際的な大会、マウンテンバイクの大きな大会とか無料で観戦可能。

本当にウィスラーは北米で有数の街ですね。

 

体を動かすのは脳にも良い刺激になりますね。

大げさかもしれませんが、運動習慣があると人生を豊かにしてくると思います。

カナダ移住の際は運動を楽しんでください!

 

7,医療費、教育費が無料

実に驚くことに、医療費、教育費が無料なのです。

 

今回はカナダの医療制度についてご紹介したいと思います。

 

日本と異なるのは、患者の医療費はすべて国が負担するという点です。

こちらにいるとよくアメリカの方に、カナダはいいよ、税金高くても医療費がタダなんだから。と言われます。

 

メディケアと呼ばれる国民皆保険があり、カナダ国民(私のような移民も含む)は日本でいう国民健康保険に入ることができます。これにより通院も入院も医療費はすべて無料、手術も検査も一切費用はかかりません。

 

カナダのバンクーバーで実体験。海外と日本の医療制度はここが違う!

 

国民保険のようなものがあり、受診しても無料。

歯科や眼科など一部の治療は有料になってしまうそうだが、それでも日常のほとんどの治療が無料というのはありがたい事。

 

学費について :
永住権を取得しますとカナダ市民と全く同一の学費水準となります。

 

例えば カナダの国公立大学の学費は永住権保持者または市民の場合は、大学、専攻取得学科により異なりますが、年間約 Cdn$2,000 – から Cdn$5,000.- とたいへん安価であり、私立大学も公的補助金が出されますますので国公立大学とそれ程大差がありません。

 

これが永住権を保持しない一般の留学生となるとこの約 3.5 – 4 倍の 学費となります。

 

高校までの学費は無料で、British Columbia 州等では、私立学校に入学した場合でも、公立学校に入学した場合の費用部分を州政府が負担する為、私立高校の場合でも年間授業料は Cdn$3,000 から Cdn$4,000.- (20 – 30万円程度) となります。< 細かい要綱は州により異なります >。

 

カナダの医療制度、教育制度、学校、年金制度についての解説

 

公立の場合、高校卒業までの授業料が無料なのです。

私立の場合は、お金がかかりますが、それでも日本に比べたらだいぶ安い。

 

私立学校の授業料のために、一生懸命働いてお金を捻出するのが、馬鹿らしくなる待遇です。

 

さらに、子供一人あがり600ドル程度の手当が支給されます(収入により、個人差があり)日本は1万円前後なので、この差はありがたいですね。

 

もちろん、その他の税金の支払いが高かったりするのですが、心強い社会保障になっています。

 

海外移住のデメリット

当然、メリットがあるってことは、デメリットが存在する。

これから、5つほど挙げていこうと思う。

 

1,日本語が通じない。 

当たり前なのですが、結構つらい。

日常生活をする分には問題がなかったとしても、細かい言い回しや、固有名詞などについてやはり理解しきれない部分がある。

 

これについては、今後の語学の勉強で幾分かはマシになってきそうだが、移住者にとっては永遠の課題といっても良いのではないだろうか。

 

2,日本食が手に入りづらい。

たまに見かけるのだが、値段が圧倒的に違いすぎる。

3〜4倍ぐらいの値段がしてしまいますね、日本と比較すると。

 

やっぱり、日本人なので納豆だったり、梅干しだったり、そういったものを日常的に食べたくなるのですよね。あと、お煎餅とか。

 

食生活がちょっと変わってくるのがちょっと辛いところ。

地味にそういった部分がつりので、カナダ移住の際は覚悟が必要です。 

 

3,日本と連絡をとりたい時の時差

こちらは、地味に痛い。友人や、家族とLINEやスカイプで電話をしたい時。

そんなに頻繁にある機会ではないのですが、連絡をとりたい時にどうしても、明日の夕方に電話。とかになってしまう。

 

メールなどでやりとりはできるのだが、電話でやりとりした事ってあるじゃないですか。そういう部分も地味にストレスを感じる場面があります。

 

4,車の運転が荒い

結構、ひやっとする時が、今までに何度かあります。

後ろからガンガンに煽ってくるし、急に割り込んでくるのは当たり前。

 

普段は温和な人たちなのに、なぜ、あんなに車の運転は荒いのでしょう。

 

デメリット?って思う方もいるかもしれませんが、本当に運転が怖いのですよ。

すごい勢いで後ろにピタッとくっついてくるし、法定速度なんて存在しないようなものです。

 

日本感覚で運転していたら、とてもびりります。

そもそも、教習所ってものがないそうです。おやが普通に教えたりするそうで。

 

日本では考えられないシステムだけれも、そういう国なんですね。

不思議です。

 

5,日本の本が読めない。

本が大好きなぼくにとっては、結構痛いです。

今は電子書籍が台頭してきているので、以前ほどは困らなくなってきました。

 

しかし、紙でしか販売されていない本は依然多く、そういった本を読みたい時は残念ながら、帰国した時に一気に読むことになります。

 

タイムリーで読みたかったりするので、この点はちょっと残念ですかね。

せっかくなので、カナダ移住したら、現地の本でも読んで勉強しろ!ってことかな。

 

ぼくは月々に1300ドル(約11万円ぐらい)固定費として出費

気になるお金について。

実際どれくらいかかるの?っていまいちわからないですよね。

 

ぼくは家計簿をざっくりとですが、公開します。

 

家賃:380(冬は490)ドル

食費:200ドル

通信費:40ドル

交通費:100ドル

光熱費:30ドル

交際費:150ドル

日用雑貨100ドル

その他、雑費100ドル

 

普段つけている家計簿から引用。概ねこういった内訳になっています。

 

上記の合計金額は1100ドルになっていますが、カナダのウィスラーで住む場合は1300ドルぐらい合ったほうがいいかなと思います。理由はぼくの住んでいる賃貸は、相場より100ドル〜200ドルぐらい安いので。

 

女性だと、化粧品とか増えてもう少し上がるのかなと思います。

 

ぼくは、正直1000ドルあれば、暮らせますね。

理由は食費や交際費とかもう少し削れますし、交通費も100ドルもかかってないかなと

いう印象。1回2ドルでバスに乗れるのですが、移動は大体自転車で済むので。

 

たまに、車に乗せてもらって、1時間半ぐらいかかるバンクーバーまで食材を買いにい

ったりしますが、それでも交通費は往復で10〜20ドルぐらい。

 

服もたまに買うけど、日本からある程度持ってきているので、これに関しも問題なし。

 

ぼくの住んでいるのはウィスラーという山奥の土地です。

バンクーバーとかその他の都市部で暮らすにあたっても、友達の話を聞く限りでは、身の方であれば大体こんなものではないでしょうか。

 

結婚されて子供がいる方は、教育費や医療費の面を考えると、だいぶ負担が減ると思います。そのあたりの日本との費用の比較もできたら、面白いかなと思います。随時、ブログで追記していきます。

 

そして、注意点が一つ

先日、ぼくの父が命に関わる心臓手術をすることになり、緊急での帰国を余儀なくされました。連絡を受けて翌日には出発しなければ、いけなかったので、飛行機の手配には片道約10万円ほど。

 

事前に、日本への移動する日がきまっているのであれば、往復チケットで900ドル前後(8万円)の航空券を買うことも可能です。

 

緊急自体には、こういった大きな出費がつきもの。

こういった出費はどうしても発生していしまますので、ある程度は想定しておく必要があります。10万円は大きいですからね。(泣)

 

※ レートに関しては2016年9月現在のものです。

 

上記と似たような内容になってしまいますが、カナダでのお金に関する詳細としてこんな記事も書いています。(一人の場合)

 

カナダで生活するためのお金の話、1ヶ月、1300ドル。

 

夫婦の場合は月29万円

その後、生活拠点の変化があったり、夫婦の場合でを算出してみました。

月々いくら必要?カナダで夫婦二人ぐらしの生活費を計算してみた! 

 

上記に詳しく書いていますが、ぼくたちのケースだと月29万円が必要。

それなりにお金がかかっていますが、めちゃくちゃ高い!というわけでもないかな〜という感じです。

 

カナダに移住したあとに注意すべきこと

いざ、移住した!となった時に注意すべき点も合わせて参考のために書いておきます。

 

5年間中3年間はカナダに滞在必須

5年ごとに移民に関する更新をしていかないといけないのですが、その際に5年中3年間はカナダでの滞在が必須と定められています。

 

例えば、子供の出産親の看病などにより、長期に日本に帰る場合は注意が必要です。

年間5ヶ月以上の日本への帰国が続くようであれば、この決まりに引っかかってしまう恐れがあります。

 

事実、ぼくはこの1年間で8ヶ月ぐらい滞在していたので、サッカーでいうとイエローカード1枚!といったレベルです。カナダから退場にならないようにしたいと思います(笑)。

 

車の保険が年間1600ドルぐらいと高め

日本だと数万円ですが、ぼくのケースだと1600ドルぐらいかかる見通し。高いです ねー、しかもあまり節約の方法がなさそう。

ただし、車検がないので、結局はトントンなのか?とも思う次第です。

 

カナダに移住して気づいたこと(あるある?)

簡単な日本との違いです。まぁ、内容はどうでも良いことばかりですが、ちょっと気になったので、メモとして残しておきます。

 

荷物が届かない・遅い

荷物とどくの遅すぎます。日本に比べて26倍以上の国土を有しているので、配送サービスが行き届かないのは仕方がないかなと思います。人口は3585万 (2015年)と日本の3割程度。

 

ここにイライラしてもストレスを消耗するだけと、最近悟りました。

日本ありがたいー。

 

車の免許は16歳から

16歳から車の免許が取得可能とのこと。ただし、25歳以上の大人が運転が同乗したり、深夜の運転ができないなどの規定があります。

メリットは・・・子供が楽しいってことなのかな?

 

給料が月2回

これは地味に嬉しいです。同じお金でも月に2回。基本的にはそういうところが多いようです。ご存知の通り、日本は月に1回。

急な出費に追われてしまった場合でも、ある程度はやりくりができるのでこの制度は結構良いのでは?と思っています。

 

生卵を食べてはいけない

鶏肉などに付着のサルモネラ菌がいるからダメだよ!っと、カナダ政府から公認の案内がでています。

 

Egg safety – Canada.ca

 

でも、生卵を食べているっという日本人の話も結構聞くので大丈夫なのでは?と個人的には思っています。というか、ぼくは生卵嫌いなので、あまり関係ないのですがね。

 

ペットに犬が多い

困りますwペットに犬が多くて怖いです。

でも、たまにかわいーなとも思います。

 

カナダに海外移住の、7つのメリットと5つのデメリットまとめ

デメリットに関しては日本に付随することが多かったですね。

日本食については、スーパーで手に入ったりするのですが、日本では300円のドレッシングが1000円とかしちゃうと、ちょっと手がだせません。

 

あと、お菓子もそう。ぼく、結構お菓子がすきなので、日本のお菓子を食べたくても我慢です。

 

そう考えると、ダイソーは非常に貴重で有用性が高いです。

日常で当たり前の光景になってしまうと、なかなか有り難みを感じづらいものですね。

 

これから、海外での生活を考えている人の参考になると幸いです

30歳以下であれば、ワーキングホリデーを利用してみることをお勧めします

 

まずは、みなさん一度、カナダに遊びに来てみてください。

また、ぼくのカナダ生活についてはこちらで書かれています。

 

日本からはちょっと遠いですけれども、とても楽しいところですよ!  

 

エンジョイ!

 

関連記事:ワーキングホリデーではクレジットカードを絶対に2枚以上持つべき理由!おすすめは?

 

合わせて読みたい!

カナダの永住権獲得するまでに行った全行程

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