19歳で飲酒をした、って騒いでいる社会現象を見て、どう思いますか?
こちらの記事を読みました。
未成年の飲酒経験者は約7割!ゲス川「活動自粛」、ミス慶應「中止」その必要が本当にあったのか? – 今日はどんな本音を語ろう
人気バンド、ゲスの極み乙女のボーカルである、川谷絵音さんとタレントである、ほのかりん(19)さんが飲酒をしていた問題についての言及記事。
さらに、アンケートの結果、7割の人が18歳以下で飲酒をしたことがあると回答。
言葉が強くなってしまって申し訳ないけれど、たかが飲酒で当の本人たち以外にも被害が及ぶなんて理解に苦しむ。
今回の件においてゲスの極み乙女のメンバー、スタッフ、彼らの活動を応援したファンにまで被害がある。(心的なことも含めて)
ミス慶應に選ばれたファイナリストたちやミスコンを楽しみにしていた観客にも被害がある。
どうして未成年の飲酒でこんな大きな問題になってしまうのか?
本当に、ぼくはそう思った。加えてぼくはゲスの極みが好きなのだ。
ロマンスがありあまるという曲なんか、最高に素晴らしい曲だと思う。
そんな人気バンドメンバーが未成年と飲酒で活動休止という処分が信じられない。
「日本のお偉いさんは大丈夫だろうか?」っと危惧してしまう。
そもそも、決まりを破ったやつは排除するっていう方向はそもそも、どうなのだろうか?
この記事についてぼくは、以下のようなコメントをした。
大きく同意、というか、ぼくも16歳には飲酒していた記憶があるし、特に罪悪感もなかった。誰に迷惑をかけたわけでもないし。 / “未成年の飲酒経験者は約7割!ゲス川「活動自粛」、ミス慶應「中止」その必要が本当にあったのか? – 今日…” https://t.co/6zUKTI68wo
— 天野洋平@カナダの雪山 (@Yohey_hey722) 2016年10月6日
そうしたら、あれよ、あれよとまぁ炎上しましたね。
匿名、顔を出さないし上に、ため語で意見を述べる。法律や常識を語る以前の問題。
中学生以上なら、敬語ぐらい使えるでしょうに。
この国は大丈夫かなってことも本気で心配になりましたね。
不思議な事に、納得いく説明をしてくれる人は誰もいませんでした。
「なんで、お酒は20歳からなんでしょう?」
多くに人はこんなコメントをしました。
「法律を知らないの?」
「そんな常識的な事もわからないのか。」
ならば、聞きたい。常識とはなんぞや??
ぼくが、退職してカナダに行くと上司に伝えた時も
「普通は、そんなことをしない。」
「常識を考えなさいよ。夢は諦めろ!」
っと言われた経験がある。常識ってなんなんでしょうね。
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常識とは
社会の構成員が有していて当たり前のものとしている。社会的な価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。
対義語は非常識(ひじょうしき)。社会に適した常識を欠いている場合、社会生活上に支障をきたすことも多い。社会によって常識は異なるため、ある社会の常識が他の社会の非常識となることも珍しくない。
つまりは、多くの人が当たり前と思っていること。
そして、上記の記事のアンケートによると7割以上にひとが18歳までに飲酒をしている。もはや、18歳で飲酒をすることは常識となっているのだ。
法律が機能していないのに常識?
ぼくが、不思議に思うのはお酒は自動販売機でだれでも買えるじゃん。
っていうこと。
まぁ、今は少しは規制されているらしいが。
平成27年4月1日現在の酒類自動販売機の設置状況は、別添のとおりです。
国税庁としては、従来型の酒類自動販売機の撤廃を指導するとともに、やむを得ず酒類自動販売機を設置する場合は、購入者の年齢を確認できるよう改良された酒類自動販売機を設置し、適切な管理を行うよう指導を徹底していくこととしております。
コンビニでも、手軽に買えてしまう、年齢確認を求めらて、身分症を提示を求められるはず。でも、一度も要求されたことがない。
「大人に確認しないのは当たり前」
っていう意見が聞こえてきそうだけれども、中学生でも、成人のような外見の人は、いっぱいいる。
ぼくの住んでいるカナダでは、30歳の日本人のぼくでも100パーセント身分証を提示を求められるし、そもそも酒屋でしかお酒は買えない。
日本では、自動販売機や、コンビニなどその辺で誰でも簡単に買えてしまう現状。
そんな謎の法律なのに、
「法律だから、常識だから従え!」
っと片付けてしまう大人が多いことに非常に疑問に思う。
医学的に害があるから、法律・常識ではない?
医学的に危ないからっていう、意見もありました。
もし、そうであれば、どの程度、どんなリスクがあるのかしっかりと各メーカーはホームページに明示するべき。
合わせて20歳からなんでいいのか?
ってことも含めて。だって、未成年の人から見たら当然の言い分です。
健康被害で言えば、たばこはなんなの?
未成年じゃなくて、大人でさえ健康被害があるのに。
父はお酒を飲んでいませんでした。
小さい頃から30歳の現在まで、父がお酒を飲んでいる姿を見たことがありません。
けれども、タバコの依存性のせいで、父は今年の8月に急性心筋梗塞で手術をすることになりました。1日1箱の喫煙のせいで、体内の血管が縮小してしまっているとのこと。
タバコの方がよっぽど被害が大きいのに、20歳からでも認められている。
副流煙による健康被害、煙の匂い。
未成年のお酒より大人の、タバコの方がよっぽど迷惑。
未だにカフェや居酒屋といった飲食店などで、喫煙スペースが設置されているのに驚きます。カナダで住んでいたら、飲食店にそもそもそんなスペースはないから。
当たり前です、迷惑が掛かりまくっているから。
日本の常識は世界の非常識
上記の記事では、世界では128カ国の国が18歳以下で飲酒が解禁されている事も触れられていました。
ぼくは日本の飲酒年齢に疑問を感じて世界はどうなっているのか調べてみた。
すると、日本のように20歳で飲酒を禁じている国は日本、タイ、パラグアイ、ウズベキスタン、アイスランドのわずか5カ国しかなかった。
たしかに21歳から飲酒解禁の国もアメリカやインドネシアなどがある。
ただ、18歳以下で飲酒が解禁される国は128カ国だ。もう一度いう、128カ国だぞ。
スイスやオランダ、ドイツは16歳から飲酒が解禁となる。
未成年の飲酒経験者は約7割!ゲス川「活動自粛」、ミス慶應「中止」その必要が本当にあったのか? – 今日はどんな本音を語ろう
それなのに、法律・常識だからって理由で一括りにしてしまうのはいかがなものか。常識は国によって違うのですね。
もっと身近なところでいうと、ゴハンや味噌汁をお箸で食べるのは日本では普通だ。
しかし、カナダでは日本食でさえフォークで食べている人を多く見かける。
さらには、うどんや、パスタといった麺類も音を立てて食べていると
ブラジル人の友人からは白い目で見られる。
結局、常識ってやつは国によって変わる。
日本では当たり前のことは、世界では当たり前ではない。
「日本の常識は世界の非常識」
って、思うのです。それはその国によって、色々な事情があるから仕方のないことかもしれないけれども、常識に縛られる意味って少ない。
だって、世界的に見たら、あなたの常識は非常識です。
常識についてまとめ
要するに、ぼくが言いたかったことは常識を疑えってこと。
飲酒問題以外にも、日本では法律で定められていたり、常識的とされている事項がたくさんあるけれども、そんなものは海外に出たら何も役に立たなかった。
これからの社会、そんな常識的な考えに捉えられていると、世界から置いてかれますよ。時代は日々流れていますからね。
その辺りをもっと、日本人には感じてほしい。
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