昨日募集したこちらの企画
あなたの海外体験・移住体験・渡航への想いを寄稿してください!
「1人ぐらい集まるかなー?!」とか思っていたら、早速10人以上の人から応募がありました。
韓国・オーストラリア・ニュージー・カナダ・アイスランド・フィリピン、世界1周を途中までした人などなど。結構いらっしゃるんですね!皆様からのご応募に感謝いたします!
そんな中から本日は、オーストラリアに2年間滞在していたボブさんから、寄稿していただけました!ボブさん、あざまーっす!!一体どんな生活を送っていたのでしょうか?
それでは、早速ご紹介!
はじめまして。
ボブ(@shuldflake)と申します。
今回はようへいさんのブログにワーホリでの体験記を書かせてもらうことになりました。
僕はオーストラリアへ2年間(2013~2015)ワーホリへ行った経験があります。
オーストラリア入国時は手持ちで$200(1万7千円)だったのが、2年後のオーストラリア出国時は100万円近い貯金ができました。
ちなみに当時はまったく英語は喋れません。
オーストラリアは物価が日本よりも高いため、仕事さえゲットできれば貯金もできるし、楽しいワーホリ生活をおくれます。
そこで僕が2年間やってきたことをそのままお伝えしますね。
これからオーストラリアへ行かれる方は参考にして頂ければ幸いです。
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まずは行く前に日本でやること
- ワーホリビザ取得
- 日本の住民票の転移届
この2つが日本で必要な手続きです。
住民票の転移は絶対ではないですが、転移届けを出すことで税金(住民税・年金・健康保険)を払わなくて済みます。
ビザの取得
ワーホリへ行くためにはワーホリビザさえあれば問題なく入国できます。
オーストラリアの場合ビザを所得して1年以内に入国しなければなりません。
ビザ取得には$420(豪ドル)かかります。
- パスポート
- メールアドレス
- クレジットカード
この3つがビザ取得で必要になってきます。
ビザ申請にはPCを使ってください。スマホで申請するとトラブルが起きることがあるらしいですので。
こちらで取得できます⇒https://online.immi.gov.au/lusc/login
日本の住民票の海外転移届
住民票をそのまま日本に置いておくと住民税、健康保険、年金の支払い義務が課されます。
僕の場合だとこれだけで30万円(1年間)くらいありました。
でも日本の健康保険を切らずに払い続ければワーホリでも使えます。
この場合は現地でいったんお金を払っておいて、帰国したときにレシートなどをとっておき、その負担分を返してもらえるというもの。
オーストラリアは医療費が高いため、その場で払うとなるととんでもない金額になってしまいます。
クレジットカードに付いてる海外保険をうまく使うことをオススメします。
ちなみに僕は住民票は抜いていき2年間無保険で過ごしました。
着いてからすぐにやっておきたいこと
- 携帯電話の番号取得
- タックスファイルナンバー取得
- 銀行口座開設
オーストラリアで仕事をするにはこの3つが必要不可欠。
着いてすぐに仕事をしない方でも、この手続きは早めに済ませておくのがベストです。
携帯の番号取得
SIMフリーのスマホを持っている方はSIMカードを購入するだけで使えます。
SIMカードは$2~$10でスーパーなどで簡単にゲットできます。
SIMフリーのスマホを持っていない方でも$50くらいでスマホを買うことができます。
僕は$30のスマホを買って、2年間使うことができました。
タックスファイルナンバーの取得
オーストラリアではこのタックスファイルナンバーがないと働くことができません。
働けば所得税を払わなくてはいけません。それをオーストラリア政府が管理するための番号です。
オーストラリア人も皆持っています。
僕らは日本人なので、払った税金を返してもらえるタックスリターンという制度がありますのでご安心を。
僕はこのタックスリターンで$4000(2年間)ほどありました。
- オーストラリアでの住所
- ワーホリビザ
- パスポート
この3つがタックスファイルナンバー所得に必要です。
WEBでの申請になり、入国してからでないと取れません。
取得はこちらです⇒Tax file number | Australian Taxation Office
銀行口座の開設
必要なもの
- パスポート
- オーストラリアでの住所
口座を開設すると2週間後に銀行から重要な書類が届きますので、2週間以上滞在する住所を決めてから口座を開設するのがいいでしょう。
メルボルン、シドニー、ブリスベン(ゴールドコースト)、ダーウィン、パースなどの大きい都市には日本語対応の銀行があります。
学生の方は学生証を持っていくと、口座維持費(銀行によってことなる)が無料になります。
オーストラリアではどこで寝泊りするのか
これが気になる方も多いと思います。
多くの方は基本的にシェアハウスに住むことになるでしょう。
ファームジョブをされる方はキャラバンパークにも住むことになります。(田舎ですので)
キャラバンパークとは?
これがキャラバンパークです。
ざっくり言うと、キャンピング用のキャラバンが敷地内に置いてあり、シャワーとトイレは共同のキャンピングサイトです。
テント持参であればテントを張って寝泊りすることも可能。
この写真はバスを改造してベッドとキッチンをつけてあるタイプでした。
僕はここに友達と3人で暮らしていました。(1人$100/週)
安いキャラバンパークで1人$80/週~高いとこで $150/週くらいが相場です。
シェアハウス
シェアハウスは日本と同じですね。
1人部屋か相部屋で値段が変わってきます。
相場は$80/週~$200/週くらいでピンきりといった感じでしょうか。
写真がこれしかなかったのが申し訳ないです。
家もボロいし天気もどんよりしてますね。
もっと綺麗なシェアハウスもいっぱいありますので心配御無用。
不安な方は日本人がいる町へ
僕は始めにゴールドコーストに行きました。
理由は友達がいたのと飛行機のチケットが安かったからです。
ゴールドコーストは日本人が多いので有名ですね。
英語をマスターしたい僕にとっては、日本人との接触はできるだけ避けたかったのですが結果的に行って良かったと思っています。
ワーホリの先輩から最新の情報を得られた
1番の理由はこれです。
ファームジョブをやってみたかった僕は、ちょうどファームジョブを終えた日本人の方と知り合うことができて、いろいろ聞くことができました。
当時お金がなかった僕は、どの地域が仕事が多いのかがわかっただけでも余計な出費を抑えれたからです。
もとからいるワーホリの先輩は、現地で知り合った他の日本人もいるため、今どこのファームジョブが仕事をゲットできるかを知っています。
日本人向けの仕事もゲットしやすい
日本食レストランや日本人がらみの仕事が簡単に見つかります。
英語いらずで日本人なら誰でも雇ってくれます。
しかし給料が時給$10前後で、英語をマスターしたかった僕には魅力はありませんでした。
僕がやってきたファームジョブ
これはタマネギの収穫作業のときの写真です。
オーストラリアでファームジョブをする場合、ファーム直接雇用かコントラクターと呼ばれる仲介人を通して仕事をすることになります。
僕はゴールドコーストから車で2時間くらいにあるガトン(Gatton)という小さな町に行きました。
ガトンは日本人も多く、ファームジョブが盛んな町で有名です。
1年中暖かい気候(冬は朝晩寒い)でファームジョブをやりたい方にはオススメ。
暖かくなる前(10月)からファームジョブが忙しくなるため、そのくらいの時期に行くと仕事はいっぱいあります。
コントラクターを通して働く
僕はコントラクターを通してタマネギの収穫をやりました。
コントラクターの仕事は基本的に完全歩合制です。
上の写真を見てもらえればわかると思いますが、青い大きな箱が置いてあります。
その箱をでいっぱいにしたら$40もらえます。
働き始めた初日は8時間かかって1箱でした。
時給にすると$5です。
とにかくお金が欲しかったので頑張って続けてみると、2週間後には1日で最高7箱までできるようになりました。
このときの給料は1日で$280です。
ワーホリに行かれた方で、コントラクターは稼げないという方もたくさん居ますが、僕はそうは思いません。
しかもお金がないことを告げると、日払いにもしてくれました。
すぐにお金が欲しい方にはオススメですが、毎日仕事があるわけではありませんでした。
ファーム直雇用の場合
もちろん時給で給料をもらえます。
最低賃金が$20なので時給$20でした。
僕の場合は、週5,6で働いて$700~800/週もらっていました。
直雇用では雇用主が年金を払うようになっており、その年金も出国するときに政府に申請すれば戻ってきます。
タックスも払っているため、タックスリターンで払った分のタックスも戻ってきます。
2年間で年金とタックスをあわせると$5000くらい戻ってきました。
コントラクターを通して働く場合、タックスを払っていない可能性があるため要注意。
ガトンでオススメのファーム
- バウアーオーガニックファーム⇒
Bauer’s Organic Farm Certified Organic Vegies Lucerne, Lockyer Valley
- ラグビーファーム⇒
- ウィンドルフファーム⇒
この3つが僕が行ったガトンでのオススメのファームです。
もちろん直雇用で雇ってくれます。
大きなファームで働くと長く働けて、お金もいっぱい貯まりますよ!
ワーホリ中の生活費(1週間)
参考までに僕がキャラバンパークに住んでいたときの生活費の内訳について書きます。
オーストラリアでは家賃も給料も1週間おきなので、1週間分にしました。
家賃:90ドル
食費:60ドル
携帯:5ドル
その他:40ドル
合計:195ドル
ちなみにタバコ1箱(20本):20ドル
コーヒー一杯:4~6ドル
こんな感じです。
僕はファームで働いていたので、収穫した野菜を持って帰って食べたり、キャラバンパークの友達と野菜を交換したりして、出費を抑えてました。
オススメのサービス
ファームジョブ情報ならこれです。
自分の居る町を伝えて、近くの地域に仕事があるのかを教えてくれます。
電話での日本語対応もあります。
こちらはオーストラリアの情報はなんでもゲットできます。
仕事探し、部屋探しでもとにかく情報量が多いです。
オーストラリアへワーホリで行って率直に思ったこと
2年間のワーホリを経て僕が1番に感じたことは、
「日本の常識の中で生きていてもつまらない」
と思いました。
もちろん僕は日本が大好きだし、世界に誇れる日本の良いところもたくさん知っています。
しかし海外で生活してみると、日本のルールに首をかしげるようになりました。
これは行った人にしかわからないです。
これから行かれる方や、興味がある方はとりあえず行ってほしいです。
僕が今日書いたことでも2年近く前のことなので、最新というわけではありません。
1番の情報は現地のワーホリの方に聞くことだと思います。
情報が少ないと不安も大きくなると思いますが、なんとかなるものですよ。
若いぶん勢いもあるはずです!
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
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キャラバンバークは面白そうですね。こんな体験をしている人がいるとは、知りませんでした。これからオーストラリアに行こうかなと思っている人、是非とも参考にしてみてください!
海外生活をして一番感じるのは
「日本の常識の中で生きていてもつまらない」というのは非常に感じました。
日本の常識は世界の非常識。
ぼくも日本ルールなどにはすごい疑問を感じる時が多いです。その辺りは近日中にでも執筆しようかなと思います。
また、適宜寄稿の募集はしておりますので、書いても良いよ!という方はこちらを参考に、ご応募お待ちしております。
あなたの海外体験・移住体験・渡航への想いを寄稿してください!
体験談って良いところも悪いところも赤裸々で面白いですね。!ボブさんはブログ運営もされていて、オーストラリアでの事も綴られています。ぜひとも、参考にしてみてください!ぼくも読んでみましたが、これから、訪れる人にとってはかなり役立つかなと思います。
ではではー(^ ^)
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