昔々、とあるセミナーでこんな言葉を聞いた事があります。
「一流は直感で決めて、三流は理屈で決める。」
当時の心境は、「うーん、なんとなくわかるような、わからないような・・・」
ただ、頭の片隅になぜか、ずっと残っていました。
そんな中、羽生善治さんの「直感力」という本に出会いました。
その中の学びや気づきを紹介します。
動画でも解説しているので、移動時間などに合わせてどうぞ。
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直感とは
直感と聞くと、「ヤマカン 」のような当てずっぽうな感じで思われるが、それとは正反対。
直感の正体とは何か。 たとえばひとつの局面で、「この手しかない」とひらめくときがある。一〇〇%の確信をもって最善手が分かる。論理的な思考が直感へと昇華された瞬間だ。
以前、カーネギーメロン大学の金出武雄先生と対談をさせていただいたときに「論理的思考の蓄積が、思考スピードを速め、直感を導いてくれる。
計算機の言葉でいえば、毎回決まったファンクションが実行されているうちにハードウェア化するようなものだ。それまでは毎回発火していた脳のニューロンが、その発火の仕方がいつも同じなので、そこに結合が生まれ、一種の学習が行われたということではないか」と指摘してもらったことがあった。
つまり、直感とは、論理的思考が瞬時に行われるようなものだというのだ。
一瞬で脳が導きだしてくれている結論の事。これってものすごいことですよね。一目惚れで結婚したカップルは離婚率も低いのだとか。お互いが自分自身にとって必要な存在というのが根底に強くあるそうです。
ぼくはブログに「直感」を感じた
ぼくはスノーボードが好きすぎて、カナダに遊びにいったりしたわけですが
「ここに行ったら、結構ヤバイ経験ができそうな気がする」といった感覚的な要素で決断しました。ただ、これがぼくの人生にとっては一つの転機でした。
その後も、長く住む事になったのですから。
このブログ運営についてもそうです。あるとき、プロブロガーのイケダハヤトさんの本に出会い「なんとなくできそうだなー、やってみるか!」っと言った、感覚的に始めました。おかげさまで、ブログだけで生活できるぐらいの水準にはなってきました。
羽生さんは著書の中で「直感の7割以上が正しい」といっています。そして、ぼくの経験からも例え直感が外れたとしても、大きく外すってことは経験上あんまりないかなーと感じています。
直感力を鍛えるには?
羽生さんは以下のについて、挙げていました。
- 底を打つ
- 何も考えずに歩く
- 他力を活かす
- 道のりを振り返らない
世田谷区の駒沢大学駅の近くに住んでいた時に、たまたま羽生さんが駒沢公園を散歩していたのを見かけたことがあります。駒沢公園は1周2キロぐらいの比較的大きな公園なのですが、そうした時間が羽生さんにとって直感力が鍛えられているそうです。
ぼくは朝か夜にランニングをしているのですが、この記事書いたら面白そうかも?とか、インスピレーションは「ふとした瞬間」に降ってくる事が多いです。
現代人は忙しいので日々何かに追われがち。
ですが、1日に10分でも良いので、「何も考えない、何もしない」時間を作ってあげると、不思議と「良い気づき」と出会える事が多いです。
意識しないと何も考えない時間というのは作る事が意外に難しいので、少しでも何もしない時間をつくって直感力を鍛えて、自分自身と向き合ってみてはいかがでしょうか。
直感力に関する本
羽生さんの本を読んでから、直感力って面白いなーと感じて感じたので、いくつか読みました。なので、羽生さんの本当合わせてご紹介します。
直感力(羽生 善治)
生涯通算獲得タイトル数歴代1位、史上最速での1200勝達成、王座を奪取し三冠! 進化を続ける希代の棋士の「直感力」を初めて開陳。「直感」と「読み」と「大局観」。棋士はこの三つを使いこなしながら対局に臨んでいる。そして経験を積むにつれ、比重が高くなり、成熟していくもののひとつが「直感力」であるという。
(中略)
迷走続ける現代社会に生きる我々に、自分を信じ、突き進む力と勇気を与える一冊。
将棋の棋士が場面によっては、直感力で手を読んでいるってちょっと意外な感じじゃないですか?複雑で状況によって、変化する将棋においても直感力は大事なものなんですね。
羽生さんの本は面白いなー。
「長考に好手なし」
長く考えたからといって、良い手はさせない。そういえば、ジャッキーシェンも
「考えるな、感じろ!」
といっていたな。 pic.twitter.com/ybsLdTAPse— あまのようへい@プロブロガー (@Yohey_hey722) 2017年4月28日
中学生でプロ棋士になってから、第一戦で活躍しつづける棋士の名作です。
将棋がよくわからない人にも、とてもわかりやすく書かれています。理詰めで行動するのもいいですが、時には直感をいかしたて行動する大切さを学ばされました。
直感力に関するまとめ
振り返ってみると、「自分の頭でしっかり考えなさい!!」みたいなことを学校や職場などで言われたことはありますが、「感じなさい」と諭してくれる人はあまり居ませんでした。
しかしながら、ぼくの周りにいる尊敬できる人や仕事でバリバリ活躍している人は、「考えるのは二の次」となっている人が多いように思います。
世の中には考えても分からない事は結構多いもので、そうした時に「直感力」を羅針盤にしていきたいですね。また、直感は自分で決める事だから、例え間違えたとしても後悔は少ないはずです。
もちろん、考えるのも大切な事なので、自分のアイディアや思いつきなどを普段の生活や仕事・ブログなどの発信活動にいかせていただけたらなと思います。
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