カナダ移住生活

カナダに移民に必要な手続きとは?永住権の取得方法や費用など

・カナダに住んでみたい!

・海外に移民するってどんな感じなの?

・実際に経験したリアルな体験談を聞いてみたい

この記事では、カナダに移民するまで費用・方法や申請する時の注意点などをまとめています。
(※移民=永住権の取得)

 

こんにちは、先日カナダの永住権を取得した天野洋平です!2013年9月にワーホリを利用して、カナダのウィスラーというところで、大好きなスノーボードをしまくっていました。

 

気づけばカナダがメチャクチャ気に入っていて、ワーホリの1年間だけではなくもっと長い間住めたら良いなと思い描く日々。

 

ぼくはカナダに住んで通算で3年ぐらいになりますが、

「住むところは人生の幸福度に直結する」と身をもって体感しています。

 

で、カナダへの移民申請をしようと思った時、何から初めて良いのか全くわかりませんでした。しかし、知人やパートナーの助けのおかげでなんとか、永住権を取得することが出来ました。

 

永住権を取得した率直な感想として

 「日本で暮らしている時よりも10倍ぐらい楽しくて、自分らしく生きられているな」

と感じます。

 

備忘録やこれから永住権を取得しようとしている方に向けて、記事を執筆してみました。カナダや海外への移民などが気になっている方は是非とも、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

動画でも合わせて説明しています。音声を中心としているので、ラジオ感覚でスキマ時間などに聞き流しやすいと思います。

 

 

 

それでは、リアルな体験談をお届け!

 

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カナダの移民(永住権)を取得しようとした理由

「そもそも、なんでカナダに移民しようと思ったの?!」

っと聞かれる時がたまにあります。

理由は様々ですが、ぼくの場合は下記の通り。

 

趣味を満喫したかった(スノーボード)

・日本で仕事がしたくなかった

・現実逃避

・日本での友達との話が合わない

結婚した。

 

極端にいうと、

「スノーボードたくさんやりたいし、現地に住んでいる日本人女性と結婚した」

っといった感じです。

 

なので、ぼくの場合は明確に「どうしてもカナダに住まなければいけない理由」みたいなものがありません。

 

「スノーボードは日本で出来るよ?」

「日本でも結婚生活は十分に送れるよ?」

といった、ツッコミどころがあるからです。

 

しかしながら、2013年にワーキングホリデーに来たときに、「気に入った!」という感覚的な要素が強い。この辺りはちょっと言葉では表しづらいのですが、ぜひカナダに来て体感してほしいなと思います。

 

関連記事「カナダ移住」して約2年、ぼくが移住を決意した5つの理由を語ろう。

 

カナダへ移民(永住権を取得)をするメリット

で、実際にどんなメリットがあるのかを書いていきますね。

 

医療費・教育費が無料

医療費・教育費(高校まで)が無料。

ぼくはまだ子供はいませんが、日本と比較した場合、子供を生みやすい&育てやすい環境なのではないかなと思います。

 

日本からカナダに移民して子供を産んだ人の話を聞くと、

「カナダで子供を産んで良かった」

っと、口を揃えてみんな言います。 

 

将来的にこのメリットをぼくも享受できるのは大変ありがたいです。

仕事で収入が激減してしまったり、自分が何かの病気を患ってしまった場合でも家族にかかる経済的な負担が少ないと言えます。

 

関連記事「カナダ移住」約3年住んでわかった、7つのメリットと5つのデメリットまとめ

 

児童手当(18歳まで)、出産手当(1年間)

児童手当が月600ドルぐらい(約6万円前後)が18歳まで。

出産手当も同じような感じで1年間支給されるとの事。

このあたりはぼくも勉強中なのですが、所得によって支給額に変動があるようです。

 

ただし直近1年間で年間600時間を働いていることが前提となっている。

月に換算し直すと、600÷12=50時間。

週の場合、50÷4=12.5時間。

 

例えば、1日4時間で週3日以上をパートタイムで働いている主婦でも対象になるので、比較的対象者は広いのかな、といった印象を受けます。

 

日本とカナダの児童手当の差額

カナダ

600(ドル)×12(ヶ月)×18(年)=129,600ドル

18歳までに累計1200万円前後が支給が子供一人あたりにされる計算になります。

(日本円に換算するレートに微妙に異なる)

 

日本(第一子の場合)

3歳未満:月々15000円。

それ以降は、中学生まで:月々10000円、高校生以降は0円。

上記のカナダの時と同じように計算すると、支給額の合計は約200万円

 

この事から、日本とカナダではおよそ1000万円の児童手当の支給額に差があることがわかります

この数値は概算であり、ぼくも勉強中の立場なので、知人に詳しく聞いて記事に書き起こしてみたいと思います。

 

妊娠・出産してパートナーが働けなくなった場合の収入を補填してくれるので、大変有難い制度です。

 

英会話学習も無料

カナダの永住権を取得した人向けの英語の授業が無料。

永住者向けの授業が比較的、頻繁に開講されています。

 

ぼくもますます必要になってくるスキルの一つだと思うので、少しずつ勉強しようかなと思います。ちなみに、ぼくの英語力はTOEICの点数でいうと恐らく、300点前後なんじゃないかな?という気がします(泣)

 

よくそれで、永住権を取得しようと思ったものだと、我ながらアッパレ。

現在は、オンライン英会話も併用して英語の勉強に四苦八苦しております(笑)。

 

関連記事:1日138円で学べる!オンラインで受講する、DMM英会話がおすすめな理由

 

その他

  • アクティビティが豊富
  • 自然が豊かたでのんびりしている
  • 治安が良くて住みやすい

 

挙げればキリがないのですが、ざっとこんな感じです。

日本食が味わえないのはちょっと寂しいですが、食材は比較的手に入りやすい環境にあるので、大きく困ってはいないです。

 

納豆3パック200円ぐらいの価格なので、やや高価です(笑)

 

カナダへ移民(永住権を取得)する方法

ざっくり、大きく3つの取得方法があります。

 

・職歴を使って取得

・家族からのサポート 

・各州の独自のプログラムを利用

 

職歴を使って移民(永住権を取得)

もっとも一般的なのが職歴を使って移民するパターン。

カナダ国内、国外問わず一定の職歴を満たす必要があります。

また、IELTS(アイエルツ)という英語のテストを受けて合格する必要がある。 

 

取得までの期間はそのときの状況によりまちまちですが、大体2年〜3年間ぐらいかかるのが一般的のようです。

 

家族からのサポート

パートナーがカナダ人、またはカナダの永住権を所有している人の場合の制度

職歴や英語力は問われません。 

 

今回、ぼくはこの制度を利用して永住権を取得しました。

理由は、もっとも永住権取得までの工程がシンプルかつ短期間だからです。

 

最初は、パートナーに頼る形になるのでちょっとダサイなと思っていたので、職歴を利用して自分自身での申請を検討していました。

 

結果的には労力・費用など、さまざまな面で助かりました。

ぼくの場合は、パートナーには頭が上がりません。(リアル)。

 

各州の独自のプログラムを利用

マニトバ州、ユーコン州なで各州が独自の永住権取得を希望する人向けのプログラムが制定されています。

 

※各州によって、プログラムの概要・要件が異なるため詳しくは州の公式ページや、移民コンサルタントなどの専門家に問い合わせをすることをおすすめします。 

 

カナダの移民(永住権)を取得するまでの期間

ここでは、カナダに移民するまでの流れを記載。

時期や状況によって、移民できるまでの期間がかなり変わってくるので、詳細はカナダ政府の移民局のページで確認することをおすすめします。

 

参考:Immigrate to Canada

 

必要書類

・婚姻証明
・戸籍謄本、改製原戸籍
・戸籍謄本、改製原戸籍の英語翻訳
・無犯罪経歴証明書
・健康診断受診の証明書
・顔写真
・永住権申請費用の支払い済み証明

カナダ移民局が発行する書類

 

特に大変だったのが、移民局が発行する必要書類。

根ほり、葉ほり質問事項がずらーっとならんでいます。

 

・あなたは過去10年間、どこに住んでいましたか?

・はじめて、パートナーと会ったのはいつですか?

・パートナーとはいつ、どこに出かけましたか?

・それに関する証明はありますか?

 

画像の説明文

ぶっちゃけ、そんな事覚えてねーわー。。。

っと、本来だったらなっているのですが、知人の事前アドバイスによりこのあたりの準備は整っていました。

 

手紙や写真・メールなどパートナーとの関係性をがわかるものはほぼ、全て提出。

 

カナダの永住権の取得費用

正直、それなりにお金がかかります。

 

永住権申請費用:1040ドル(10万円ぐらい)

健康診断受診:300ドルぐらい

 

また、後ほど詳しくかきますが、ぼくは移民コンサルタントに部分的に依頼をしていたので、別途500ドル。

各種証明の取り寄せなどと合わせると2500ドル(約25万円)ぐらいかかった事になります。

 

永住権の有効期限は5年間で更新が必要。

更新時はここまでは費用がかからないと思います。

 

それなりに金額はかかりますが仕方ない。

移民コンサルタントを利用しなかった場合でも20万円。

ぼくなりに色々と調べてみた結果、恐らくですがこれより安くする方法はないと思われます。

 

期間(約6ヶ月)

2016年11月:必要書類の作成・準備

2016年12月:書類の郵送

2017年6月:カナダの永住権を取得

2017年7月10日:カナダに移民

 

日本で書類の取り寄せや準備を行った後に、カナダに移民局に発送。

申請から永住権の取得まで約6ヶ月で取得できましたが、かなり早い方だと思われます。

 

カナダへ移民(永住権)を申請するときの注意点・コツ  

もし、実際にカナダへ移民しよう!

と思った時の申請をする際の注意点やコツを上げていきます。

 

移民局のホームページを熟読

当たり前といえば当たり前なのですが、必要事項をしっかりと確認すべし。

以前、永住権を取得した人から聞いていて概要は把握していたのですが、詳細部分は変更がされている場合があります。 

 

チェックリストの漏れがないように!

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カナダの移民局で発行されている、移民対象者向けのチェックリスト があるので漏れがないように。基本的にはチェックリストに則って、書類作成・準備を進めていけば大きな問題がないと思います。

 

移民コンサルタントを部分的に活用 

ぼくの場合は、移民コンサルタントを部分的に活用しました。

 

移民コンサルタントとは、カナダ移民に関して必要なアドバイスや場合によっては、書類作成の代行なども行ってくれます。

 

全て丸投げして、「書類作成よろしく!!」といったパターンもできますが、その場合はお金が30万円前後かかります。

ぼくは書類作成は自身で行い、最終的な書類チェックなどの部分をお願いしました。

価格は5万円ぐらいだった記憶があります。(うる覚え)

 

ぶっちゃけ、移民コンサルタントに依頼しなくても自力でなんとかできますが、「安心感」が違います。カナダ政府公認のコンサルタントなので、移民局の審査官とほぼ同じ目線で確認してもらえます。

 

書類の不備による手戻りが発生せずに済みました。 

 

移民コンサルタントを利用するメリット 

書類不備があると、永住権取得にかかる期間が長引く&手間がかかる。さらに、「本当にこの書類で大丈夫なのかな?」といった不安・心配も少なからずありました。

 

また、無料セミナーや相談会みたいなどをやっている、コンサルタントが多いので一度利用してみると良いと思います。

ぼくも実際に利用していますが、無料とはいえ全体的な概要などを親切に対応してもらえました。

 

書類作成や部分的な代行などへの案内もありますが、必要そうであれば契約してみるのもありだと思います。また、移民コンサルタントを利用する場合は、会社によって値段やサービスが微妙に違うので、いくつか比較してみた方が良いです。

 

SNSやブログで直接、経験者に尋ねる

近年はありがたい事に、インターネットを駆使すれば世界中の人たちとつながりを持つ事ができます。

 

そんな素晴らしいツールがあるので、似たような境遇の人とも簡単に出会う事ができる。ぼくの場合はツイッターで同じような人がいないか検索してみたところ、Dogaさんという方と出会う事ができました。 

 

参考:ついに永住権の申請完了!これまでにかかった費用のまとめ – DOGA² Blog

 

人にもよると思いますが、ダメ元で「ご質問いいですか?」と尋ねてみる価値はあります。

 

カナダ移民後の今後の抱負

ここからは、すごい勝手な個人的な抱負のコーナー。

こんな生き方もあるんだなと、眺めてもらえたらと思います。 

 

趣味を満喫したい

元々は、「スノーボードを飽きるほどしたい!」という思いで、2013年の9月頃にワーホリを活用して初めてカナダに訪れました。冬の間に100日以上の滑走をすることも珍しくない。引き続き、ガンガンスノーボードを楽しみたいと思います。

 

あとはランニングも好きなので、マラソン大会とかにも出場したいなーと漠然と考えています。

 

ブログでどんどん発信したい

単純に書くのが楽しい。また、ブログを通しての繋がりもできる。

特に、カナダでの暮らしなどはニッチな情報だけれども、困っている人は意外に多い。

そんな人たちへの、現地での情報などを発信できたらなと思っています。

 

ちなみに、先日もブログ読者の方と合流できました。

 

 

ぼくのブログが少しでも、何かの役に立てたら嬉しいです。

 

まとめ

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いかがだったでしょうか? 

カナダの永住権取得の方法や費用などをざっくりですが、振り返ってみました。

 

「カナダに移民すると良い事ばかりで、最高だぜ!」

とは言いませんが、人生の選択肢の一つとして視野に入れみると面白いと思います。

 

日本は豊かで、世界的に見たら暮らしやすい国である事は間違いない。

しかし、与えられた環境で生活することに疑問を感じているようあれば新たな環境を求めて異国の地へ住んでみるのもありだと思います。

 

いつまでカナダに住んでいるかはわかりませんが、今はとても充実しています。これも永住権取得のためにサポートして下さった、パートナーや知人のおかげです。一人で全てやるとなると、もっと大変だっただろうなと思います。

 

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